社長の不動産Q&A

愛和住販社長が不動産についてのご質問に答える・・予定です

Q 購入申込金と手付金はどう違うのですか?

購入申込金と手付金の違いは?というご質問ですが、

このふたつは全く違います。

「購入申込金」とはご契約の前に、

購入の意思を示すために不動産会社に預けるお金のことです。

一応「購入申込金」と言われていますが

別に正式名称があるわけではありません。

「売り止め金」(物件をキープしておくための証拠金)

なんていわれることもあります。

ふた昔ほど前までは、購入申込書と一緒に

5000円とか10000万円とか、時には1000円とか

不動産会社が預かり金としてお客様に預かっていましたが

いまのこのご時勢に「申込金」なんてナンセンスです。

「申込金」を置いて行ってからと言って物件をキープできることは

ほとんどの場合はありません。

逆に「売り止め」をしてくれる売主さんなら

お金を預けなくても数日間は止めておいてくれます。

そもそも論を言えば「購入申込金」には法的強制力はありません。

買主様にすれば申込金を払っていてもキャンセルできますし

売主様からすれば申込金を預かっていても他の方に売却できます。

申込金は、売主・買主ともに何の効力もないのです。

当然「申込金」は支払うのではなく預けるお金なので

契約まで進まなければ返却されます。

不動産会社の中には「申込金」を理由を付けて

返還しない悪徳会社もあるようですが

「申込金」はキャンセルの場合は返還してもらいましょう。

このように「申込金」とは何の効力もないので

現在は「申込金」を言ってくる不動産会社はほとんどないでしょう。

むしろ「申込金」を預けるように言われたら

何のために預けるのかを明確に書面にして交付してもらう方がいいと思います。

 

それに対して「手付金」とは

実際に契約時に売主様から買主様に支払われる金銭です。

売主・買主双方の合意があれば金額は任意で決められます。

通常は売買価格の10%以下で100万円とか50万円といった

区切りのいい金額になることが多いです。

さて、不動産取引による「手付金」とは

解約手付という側面が大きくなります。

解約手付とは、契約の解除権を保留するためのお金です。

具体的に言うと、買主様側は手付金を放棄して

売主様はもらった手付金に同額のお金を足して相手側に支払えば

理由の如何を問わず契約を解除することだ出来る。ということです。

俗にいう「手付金の放棄・倍返し」ということですね。

ですから手付金というのは例外を除いて

契約を解除(キャンセル)したら戻ってきません。

もちろん、、契約が最後まで履行された時は

その手付金は、残代金の一部となりますので

ただ取られるわけでないので安心してください。

 

まとめますと

「購入申込金」は購入申し込みをキャンセルしても全額返金される

「手付金」は契約を解除したときは全額没収される

ということです。

そして、「購入申込金」を求めてくることは現在ではほとんどありません。

「購入申込金」を求めてくるような不動産会社は要注意。

といっていいでしょう。

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